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特集3:積水ハウスのウソ、ホント

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グランドメゾンと自然に関するいくつかの問題

積水ハウスのWEBコンテンツ「グランドメゾンとは」におけるいくつかの嘘

 疑問1:「森の物語」のストーリーでは「積水ハウスでは、人と自然の本来の関係を再現しようと戸建住宅で「5本の樹」計画を進めていますが、それはグランドメゾンのようなマンションでも目指すものは同じです。マンションの共有スペースではそれぞれの風土に合った在来種の樹木を選定し「本来の自然」を取り戻す森づくりに着手しています。」と書かれていますが、積水ハウスは目白坂の計画では「本来の自然」のあった目白坂の森をすべて伐採し、マンションを立てたあとに同じ種類の木の苗木を植え直すことで、「「本来の自然」を取り戻す森づくりに着手しています」と言っているのです。それは自然保護でも共生でもないと思うのは我々だけでしょうか。それまでそこにあった樹齢80年を超える木々を切り倒して、その後に苗木を植えるのが積水ハウスの自然保護の流儀ということです。マンションを立てるために木を何百本も伐採しなければいけないのであれば、「5本の樹」やら「本来の自然」やらといった嘘広告はやめて、正直に買い手に真実を伝えていただきたいと思います。こういう言い方は問題あります:「積水ハウスのグランドメゾンは住まう人々にとって憩いの景となるそして、街並みの美しさを育んでいく緑あふれる暮らしにこだわっています。」それが本当ならこのギリギリ建築マンションはもはやグランドメゾンと呼べないのではないでしょうか。

 疑問2:「光の物語」のストーリーでは「朝日が昇って、夕日が沈む。どんなに時代が進んでも人はこの自然のリズムに大きく左右されています。朝、室内がゆっくりと明るくなりまぶたから入る光が徐々に増すことで睡眠の深さはゆっくり浅くなり気持ちよく目覚めることができます。」と書かれていますが、積水ハウスの目白坂の計画ではありえない間取りの部屋がいくつかあるようです。このマンションは地下室マンションなので、南側は窓の外目の前がコンクリートの壁、東と西にはとなりの部屋があるために窓がなく、北側の目白通り側は都バスや首都高を走る大型トラックの粉じんのために外壁がすすけるような部屋が結構あります。そういう部屋の方は積水ハウス的に言えば「昼間の光環境によってその人の気分や生体リズムに大きな影響を与えることが様々な研究で明らかになっています」ということなので、これらの窓無しマンションの住民たちは寝不足で精神に異常をきたすことにでもなるというのでしょうか。それでいてホームページではさらに「積水ハウスのグランドメゾンは自然の光を住空間に十分に取り入れる採光計画を施し、健康的な暮らしができるマンションを実現しています」としていますが、このマンションの地下住戸の住人は1日数十分頭上を通過する太陽だけで本当に健康的な暮らしができるのか、甚だ疑問です。また、この計画マンションの異常な立地様式のために日照被害を受ける近隣住民には光がささなくなっても積水ハウスは別に知ったことではない、ということのようです。本当にいい加減な宣伝をする会社だと私達は思います。

 疑問3:「風の物語」のストーリーでは「快適な住まいには、いつも爽やかできれいな空気が流れていることがとても大切です。そのためにも風の流れを把握し風の入り口と出口を考えますが風は地域や周辺の環境によって大きく左右されます。積水ハウスのグランドメゾンではそれぞれの敷地での風の流れを調査し理想の開口となるようにしています。」と書かれていますが、積水ハウスの目白坂の計画に関する地元での説明会で積水ハウスの代理人はこんなことを言っています。すなわち、理想の開口になるどころか、部屋数の詰め込み過ぎになっているこのマンションは採光不可能な部屋だけでなく、強風にさらされる部屋や風が全く通らない部屋も用意されているのです。また積水ハウスは外溝に樹木を配置して温度の上昇を避けるとも説明していますが、高さ30メートルを超えるマンションの外に植えられる幼木は高さたったの3メートル。温度の上昇を抑えるようになるまで住民は何十年も待たされることになるのです。

 疑問4:積水ハウスの一戸建て販売で使われる「5本の樹計画」という美談。ホームページではこんな説明が誇らしげに書かれています。「5本の樹とは鳥や蝶たちの喜ぶ樹々を選んで植え、我が家の庭を自然の一部として考える庭造り。」一戸建てでは5本の樹、目白坂のマンション計画では119本の樹を植える計画になっていますが、そもそもここは300本を超える、樹齢50年から100年以上の樹々があった土地。それを土地取得時に半分伐り、そしてまたマンション建設時に残りも全部伐採してしまう計画でありながら、販売のための宣伝では「5本の樹」計画などという歯の浮くような偽善の美談で消費者を惑わす積水ハウスという会社。5本の樹を植える前の土地に一体何本の樹があったのか。それってまるで、人に切りつけておいて絆創膏を貼って治したよ、と自慢しているようなもんです。それはやっぱり道理に合わない話と言うべきなのではないでしょうか。

 疑問5:積水ハウスのCSRで使われる「まちづくり憲章」という美談。我々が知っている積水ハウスと違う会社の話かと思いましたが、どういうことを言いたいのか、まず憲章を読んでみましょう。「まちづくり憲章 人がいつまでも安心して豊かに暮らしていくためにかけがえのない地球の自然と環境をまもり、地域の文化とコミュニティを育み地域経済の活性化に貢献するとともに、まちの資産価値を守ることが 私たちの願いです。積水ハウスは社会の責任ある一員として 住まいとまちがつくりだす住環境を人の大切な生活基盤と受け止め、まちづくりを通して 持続可能な社会の構築に寄与することをめざします。」・・・やはり、ここでマンションを計画している積水ハウスとは違う会社のようです。ここにきている積水ハウスはセンスの悪い、売れて儲かればエエ、だけの方々です。あれ、でも会長の名前が同じだな。・・・

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