巨大マンションで水神様の泉も危ぶまれる状況

2009年9月25日現在、計画地の真南、坂下にある関口水神社の泉です。マンション計画の地下を通ってくる、山の手台地の地下水脈から湧き出ており、その勢いは年間を通じてなかなかのものがあります。普段非公開ですが、特別に中を見せていただきました。故事によると、太閤の命で関東の地を治めることになった徳川家康がこの湧水に目をとめて、江戸城の水の手を確保するように配下に命令しました。その命を受けた大久保何某が井の頭川から善福寺池などの水を合わせて、関を設け、江戸川(当時の名称:いまは神田川と呼ばれる)の水位を上げる神田上水建設工事を行ったといわれます。それでその後、ここが関口とよばれたという説もあります。(しかし、それ以前からこの辺りが関口村と呼ばれていたというのが一応定説のようです)。その後、水神様が正八幡社宮司の夢枕にたち、この地に社をたてよと命じてできたのがこの泉の由来といわれています。非公開ながらなかなかに信仰を集めており、ここが巨大マンション建設で水枯れしてしまったらどんなことになるのかとても心配です。